配線不要の広域無線LAN構築が可能な『PCWL-0400』



IoTソリューションの構築に新風到来!配線無しで繫がるエッジコンピュータが登場しました。無線LANエリアの広域化も同時に実現。クラウドサーバとも連携するIoTソリューションの中核デバイス誕生 です!!


『PicoCELA』


さまざまなモノがインターネットにつながるIoT。2020年にはその数が500億個以上になると予想されています。これらのIoTデバイスをインターネットに接続するためにはおびただしい量のLANケーブル配線が必要となり、また、画像や高サンプリングレートの時系列データなどのビッグデータが通信回線をパンクさせることが課題です。

「PCWL-0400」は、PicoCELA独自の無線多段中継(バックホール 注1)により、LANケーブル配線を7割以上削減できることを特徴とするエッジコンピュータです。「PCWL-0400」により、LANケーブル配線問題を解決すると同時に、エッジコンピュータとしてIoTデバイスからのデータを圧縮処理することで通信回線の負担を軽減します。すなわち「PCWL-0400」は、IoT時代の課題を一気に解決します。


スタジアムでの無線計測も容易に実現!ケーブル不要で多段中継機能


従来のエッジコンピュータはインターネットへの接続のために各々LANケーブルの配線が必要でした。PicoCELAが長年培ってきた、特許技術である無線バックホールテクノロジーを搭載したエッジコンピュータ「PCWL-0400」を活用すれば、互いに無線で多段中継する機能により広大な空間に分散配置されたエッジコンピュータ網をほぼLANケーブル配線なしに形成することができます。

「PCWL-0400」のエッジコンピュータ機能としては、現在パートナー企業とのコラボレーションにより、AIを活用した画像処理エンジン、種々のセンサーからのデータ収集サーバ、あるいはアクチュエータ制御プログラムなどの実装が進行しています。エッジ処理により、インターネットに流すデータ量は大幅に削減できます。

「PCWL-0400」は、強力なCPU、8GBものストレージ空間、そして1GBのメモリを搭載しており、種々のIoTソリューションのニーズにこたえる十分な潜在能力を有しています。



様々な用途へ適用できる『PCWL0400』


簡単に広域無線LAN環境を構築したいというニーズに答える為に、「PCWL-0400」は、企業グレードの無線LANアクセスポイントの機能も搭載しました。バックホール用途の無線LANモジュール以外に専用の無線LANモジュールを2個搭載しています。また、SIMカードスロットも搭載しており、4G無線モジュールや将来の5G無線モジュールを搭載して完全に有線ケーブル無しで広域無線LAN網を構築することも可能です(注2)。



大規模な運用管理を実現する「PicoManager」を提供可能


広域無線LAN網の場合には、各エッジコンピュータやその先につながっているIoT機器の監視が重要です。その為にクラウド管理システム「PicoManager」を提供します。世界中のあらゆる場所に配置した「PCWL-0400」をスマートフォンやタブレットPCにより、モニタリングできます。


エッジ/フォグ~クラウドという昨今のIoTソリューションの基本形態を「PCWL-0400」と「PicoManager」により構築できます。「PCWL-0400」に接続されたIoTデバイスが収集したデータは、エッジコンピュータ「PCWL-0400」上で加工・分析できます。こうして処理されたデータは「PicoManager」経由でクラウド上のビッグデータベースへ収集できます。多数の「PCWL-0400」によって取集したビッグデータをクラウド上で分析することで、大規模IoTソリューションが実現可能です。これらの特徴により、例えば、お客様独自の人流解析システムや人頭解析システムなどのソリューションを容易に実現します。


PicoCELAは2008年の創業以来、世界最高の無線バックホール技術の開発と実用化を目指してきました。技術の根幹は動的ツリー経路制御方式ならびに電波干渉を抑制する無線フレーム転送技術を核とする独自プロトコルスイーツによって実現されており、全世界で20件以上の登録済み特許により保護されています。10段以上の多段無線中継環境でも低遅延、ブロードバンド伝送を安定して提供します。日本国内で100サイト、3,000台以上の運用実績を有しており、ほとんどの導入サイトにおいてLANケーブル配線量を7割以上削減しています。


注1):バックホール:無線基地局やアクセスポイントをインターネット回線へ接続するためのネットワークをバックホールと呼びます。PicoCELAは、広帯域、低遅延、動的環境下での高安定性を実現した無線多段中継によるバックホール技術を開発しました。
注2):バックボーンのインターネット回線として利用できます。


SPOCOMM


PCWL-0400には、SPOCOMMサーバーを搭載することが可能です。ケーブルレスでの設置後すぐに、SPOCOMMを使ったローカルコミュニケーションを実現することが出来ます。