『体を知る』をすべての人々へ


「どれくらい体を動かせるのか?」「バランスは保てているのか?」、自分自身の"体"の状態を適切に把握することは、その機会を得ることも少ないのが現状です。ケガをしてからではなく、いつでも気軽に体の状態を把握できるような世の中となるためには、スポーツに限らずあらゆる世代の方々に対して、体の状態を可視化することができるツールやサービスが不足しているとスポーツセンシング社では考えています。


・【NEW!!】マットスイッチセンサー x 2 の計測に対応しました。
・BPAT Cloud と連携することで、他のBPATシリーズのデータと共に、クラウドで一元管理が出来るようになりました。


BPAT Jump リバウンドジャンプ測定結果画面

測定画面(iPadアプリ)


左右独立で検出可能なマット型スイッチを用いた、ジャンプ・ステッピング動作によるスピード・アジリティ・クイックネスを評価するパフォーマンス計測ツールです。
RJ(リバウンド・ジャンプ)や垂直飛び、リバウンドジャンプなどアスリートの能力評価に必要不可欠な測定を、低コストかつ簡単に行えるようになりました。
操作はすべてiPadアプリで行うため、現場では使いづらいPCも不要で、持ち運びも簡単です。


簡単セットアップとタブレットからの簡単操作



測定開始には、専用ハードウェアの2本のケーブルを接続し、コントローラーの電源を入れてiPadアプリを起動するだけの簡単なセットアップだけです。
専用ハードウェアのコントローラーやジャンクションボックスも4㎝角のコンパクト設計なので、設置の場所を取りません。

いつも使う場所だけじゃなく、持ち運びも簡単に行えます。
遠征や合宿などでも、継続的な測定を行い、コンディショニング管理に役立てることができます。


BPAT Jump メニュー画面

メニュー画面


操作は全てタブレットで完結します。
メニュー選択、測定の開始/停止。
ユーザー管理もタブレットのみで行うことができます。


新設計の専用マットスイッチ


1枚に見えるマットスイッチは、左右を独立に計測できる独自の2ch仕様。
2つのセンサーを内蔵したBPAT Jump専用のマットスイッチを新規に開発しました。
これにより、ジャンプ計測だけではなく、ステッピング計測、片脚ごとの計測など、様々な用途への応用が簡単に行えるようになります。


BPAT Jump - シングルジャンプ計測

【NEW】2枚同時に使用も可能に



ご要望の多かったマットスイッチセンサーの2枚同時使用に対応しました!
センサーの面積を拡げることが容易に実現でき、使用環境や測定対象者に応じた柔軟な対応が可能になります。

マットスイッチセンサー x 2 ならではの測定メニューも、今後、どんどんと追加される予定です(鋭意開発中)。
2枚使用で実現可能なタイム計測、アジリティ評価、判断を要する選択反応速度テストなど、ご期待ください!


メニュー


測定したい内容に応じて、豊富に用意された標準的なメニューから選択して測定が可能です。
(今後もアップデートにより追加予定)


連続リバウンドジャンプ(両脚、片脚)

垂直跳び/ドロップジャンプ


反応速度テスト


短い接地時間の連続ジャンプを行うことにより,地面との高反発特性(走高跳びや,短距離走などで必要とされる全身の高い弾性特性)を判定するRJ指数を算出します.国立スポーツ科学センターなどでエリートアスリートのデータが蓄積されていますので,比較することができます.

接地時間と滞空時間から算出された跳躍高から,RJ指数を計算します.

垂直跳びは、RJ指数と同様な計算方法で,滞空時間から跳躍高を計算しますので,跳躍能力を反映しますが,一般に普及している垂直跳びと若干,結果が異なりますので,ご注意ください.
参考:「力積と滞空時間を用いた跳躍高算出における差異の要因―姿勢の違いに着目して―

ドロップジャンプは連続リバウンドジャンプと似ていますが,少し高い位置から飛び降りて,反動を利用してできるだけ高く跳び上がります.連続リバウンドジャンプよりも負荷の高い単発の動作によって,高反発特性(走高跳びや,短距離走などで必要とされる全身の高い弾性特性)を判定することができます


計測ユニットのディスプレイに表示(+音)が出てから、ジャンプできるまでの時間を計測することで、全身の反応速度時間を得ます。


片脚リバウンドジャンプ


片脚バランス


ステッピング


片脚のみでリバウンドジャンプを行い、身体の左右差を把握することができます。


立った姿勢(立位)で片脚立ちになり、バランスを保てる時間を計測します。反対側の脚が床面についてしまった、または、軸足側がジャンプしてしまった、の2つの条件をORで計測することができます。


一定時間内に行える最大ステッピング数の計測で,アジリティ(敏捷性:agility)などの指標となります.

SS社独自設計のマットスイッチでは、ステッピングが左右独立に計測されます。
左右の接地/離地時間をそれぞれ計測できることで、左右差などの特徴量を算出することも可能となります。

スポーツだけではなく、リハビリテーション、ヘルスケアの用途でも有用です。



BPAT Force Pro とは?


フォースプレートは、身体が地面を押す力(地面反力)、その力の圧力中心(COP:地面反力は面的に分布しますが、圧力中心はその「力の重心」に相当)などを計測します(「フォースプレートによる力計測」をご参照ください)。

フォースプレートを最大2台使用し、様々なパフォーマンス評価に特化したアプリケーションを開発しました。ジャンプ計測、スクワット計測などにおいて、床反力の時間変化を詳細に把握することができ、パフォーマンス評価を可能としました。スポーツ選手のプロファイリングから、シーズン中のコンディショニング・モニタリング、リハビリテーションの進捗状況確認など、様々な用途で有用なシステムです。



プリセットされた測定メニュー


BPAT Force Pro の メニュー一覧

現場で使用されることの多い様々な測定メニューを標準搭載しています。

<プリセットされている測定メニューの一覧>
- Squat Assessment
- PushUp Assessment
- Tapping Assessment

- Quiet Standing TEST (COP, sway test)
- Sit and Stand TEST
- Dynamic Balance TEST (Land Stability TEST)

- Counter Movement Jump (CMU)
- Counter Movement Rebound Jump (CMRJ)
- Drop Jump (DJ)
- Squat Jump (SJ)
- Rebound Jump (RJ)
- PushUp Jump
- Hop and Return TEST

- Isometric TEST
- Isometric Squat TEST
- Isometric Mid Thigh Pull (IMTP)
- Athlete Shoulder TEST (ASH)


メトリックス(評価値)の算出(測定メニューに連動した詳細解析)