メガチップス社製「frizz」を搭載したワイヤレスセンサ製品のフルリニューアル

スポーツおよびリハビリテーション分野向け計測機器の開発・製造・販売の株式会社スポーツセンシング(本社:福岡県福岡市、代表取締役:澤田 泰輔)は、株式会社メガチップス(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:高田 明)と、製品開発における技術協力を行い、スポーツセンシング社の主力製品である小型9軸ワイヤレスモーションセンサ、ワイヤレス筋電センサ等の全製品に、メガチップス社製センサハブIC「frizz」を搭載した製品のリリースを行います。「frizz」の演算能力を駆使し、高精度かつ高度なスポーツモーション分析を実現するアルゴリズム開発を、様々な競技種目に対して進めていきます。

概要

スポーツセンシング社の主力製品であるワイヤレスセンサ全製品に、メガチップス社製センサハブIC「frizz」を搭載し、リニューアルした次世代ワイヤレスセンサ製品を2016年12月より順次販売開始します。

技術協力の経緯

(株)スポーツセンシングは、スポーツおよびリハビリテーション分野向けに「無線+センサ+ロガー」機能を小型パッケージにまとめたワイヤレスセンサ製品の開発、および、販売を行ってきました。従来の製品では、センサから得られた信号に対してリアルタイムに処理を行うことができず、そのニーズを把握はしていながらも、製品として実現することができない日々が続き、スポーツやリハビリテーションの現場で即時にフィードバックを得ることが難しい状況でした。

メガチップス社製のセンサハブ「frizz」によって、リアルタイムにセンサから得られた値に対して、高度な演算を行うことが可能となり、ワイヤレスセンサは適用範囲を大きく拡げます。
様々な検証を経た結果、株式会社スポーツセンシングでは、様々な競技へ適したアルゴリズムを開発し、搭載することで、スポーツサイエンスの成果を現場での競技力向上へつなげていくことができると確信し、全てのワイヤレスセンサ製品へセンサハブ「frizz」を搭載することを決めました。

技術協力の内容詳細

  1. 全てのスポーツセンシング社製ワイヤレスセンサ製品へセンサハブ「frizz」の搭載
  2. リアルタイムにスポーツモーション解析の評価値算出アルゴリズムの開発
  3. リアルタイムに高性能な生体信号解析を可能とするアルゴリズムの開発

メガチップス社製センサハブIC「frizz」について

センサハブ「frizz」は、高度な演算処理を低消費電力で実行するDSP(Digital Signal Processor)コアを搭載した次世代Sensor Hub LSIです。
モーションセンサを用いたユーザーの状態検知や位置測定、脈拍などの生体センサの測定処理を低消費電力で実行することができます。

メガチップス センサハブIC「frizz」

新製品発売予定時期

2016年12月~(順次販売開始予定)


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